2023/02/03
大腸がん検診は、男女の性別を問わず、年齢が40歳以上になると年に1回受診することが望ましいと言えます。大腸がん検診の方法としては、効果があると判定されている検査は大腸内視鏡検査と便潜血検査になります。大腸にがんやポリープなどの疾患があるときには、大腸内で出血が起こる場合があります。便潜血検査では大腸内における血液の検出を行う検査で、陽性の反応が出たときには原因を究明するために精密検査を受診する必要があります。
便潜血検査は大腸内視鏡検査と比較したときには、げん検診としての精度は低くなりますが、安全性が高く安価に検査が受けられる特徴があります。大腸内視鏡検査は、大腸を内視鏡で観察する検査の方法で、がんやポリープを発見できる精度が高い検査内容となります。大腸内視鏡検査の問題点とすれば、出血や腸が穿孔などの事故について報告されています。がん検診において便潜血検査を受診した結果として、およそ7%ほどの人が精密検査が必要という判定を受けます。
精密検査を受ける必要がある判定が出た人の場合には、大腸内視鏡検査を受けることになります。必要なときには細胞を採取して、悪性の病変があるかどうかの診断を行います。検査を受ける準備としては、鎮痛剤や鎮痙剤の注射が必要です。注腸X線検査では、肛門からチューブを挿入することで大腸のX線写真の撮影を行って、がんなどの病変の確認を行います。
注腸X線検査によってがんの病変が疑われたときにも、精密検査として大腸内視鏡検査が用いられます。ホーチミンのクリニックのことならこちら