2023/02/03
人間ドックでは心臓超音波検査を受診することが可能で、この検査は心エコーとも呼ばれています。心臓超音波検査は、耳では聞き取れない高周波の超音波を心臓に発信することによって、エコーと呼ばれる反射波を確認することで心臓の様子を画像化して診断を行う検査となります。心臓超音波検査には心臓の形そのものの異常を発見する役割と、心臓の動きを見る機能的な診断を行う2つの役割があります。人間ドックの種類には心臓ドックというものも行われていて、一般的な健康診断で実施が行われている心電図や胸部X線検査に加えて、心エコーなどの検査が受けられることによって狭心症や不整脈、動脈硬化の危険因子となることが考えられる病気などを総合的に診断することができます。
健康に自信を持っている人の場合であっても、心臓病に関しては突然発症するケースが少なくないために、年齢が50歳以上になると人間ドックの受診を行っておくことが推奨されます。心臓ドックでは頚動脈エコー検査を受けることも可能で、全身の動脈硬化の指標となる検査をして、将来の心筋梗塞の危険性を調べることができます。冠動脈CT検査では、心筋梗塞や狭心症の原因とされている心臓に血液を送っている冠動脈の動脈硬化について調べることが可能です。CT画像として冠動脈の状態を直接的に確認をすることで、病気の発症の危険性について評価ができます。
冠動脈CTでは、造影剤を投与することによって検査の精度を高めて確認を行います。アレルギー体質であったり、腎機能に障害を持っている人の場合、または造影剤によって体調不良になった経験のある人は事前に医師に報告しておく必要があります。ホーチミンの人間ドックのことならこちら