2023/02/03
がん検診と一口に言っても種類があって分かりにくいと感じている方は少なくないでしょう。がん検診には種類があるので、必要だと感じるものを優先的に受けていくようにしましょう。例えば胃の調子が悪いと感じている方なら胃がんの検診を先に受けておくべきです。胃がんの場合はエックス線を使った検査になり、対象となる年齢は40歳以上となっています。
頻繁に胃が痛む方や胸やけ、吐き気等の症状が気になっている方は、胃がん検診を受けておくと安心できます。同じように大腸がんや肺がんの検診も毎年受けるものです。大腸がんでは便潜血を検査し、肺がんでは胸部エックス線検査と喀痰細胞診を併用する場合があります。大腸がんと肺がんも胃がんと同じで40歳を過ぎたら毎年受けることが勧められています。
女性が受ける検診には乳がんと子宮がんの検診があります。乳がんではマンモグラフィによる検査の他に視触診が行われます。マンモグラフィは検査の際に強い痛みを感じると言われているので初めての方は不安を覚えるものですが、一度受けてしまえば次回からは不安なく検診に臨めるでしょう。子宮がん検診では細胞を採取して検査が行われます。
子宮がんの検診は20歳以上の女性が受けるものですが、乳がんの方は40歳以上となっています。女性が受ける検診は2年に1回ですが、間隔があくので不安がある方は自主的に検診を受けることをおすすめします。市町村から受診券が送られてきますが、有効期限があるので気をつけましょう。